2014年6月2日月曜日

関谷晧元著『虚業教団』を読んで①



『虚業教団』とは

 関谷晧元氏は幸福の科学の発足前からOR氏を支えた幹部であり、大変笑顔がすがすがしい妙好人というべき好人物です。私も教団初期には大変好意的に接していただいた思い出があります。

関谷氏は、早い時点でORの教団運営の手法に疑問を持ち、教団が大伝道に走る前に退会されています。そして、幸福の科学の初期の内部事情とOR氏批判を書いて『虚業教団』として上梓されました。本書の発刊当時、OR氏は「この本はルシファの指導が入っているので会員は読んではいけない。読めばルシファに憑依される」という指示を出しました。それで私も読みませんでした。

しかし、この本を名誉棄損で訴えたK会は、最高裁で敗北しています。ウィキペディアの「関谷晧元」の項目には、

『虚業教団』は活動方針や大川に対する批判、論評を含む内容であったため幸福の科学から20数カ所を捏造であるとして1億円の損害賠償で訴えられるが、6年間におよぶ裁判の結果、該当箇所は全て事実であることが立証され関谷が勝訴する。」と書かれています。


 私は当時は教団側に立って、関谷氏を批判していました。しかし、今は彼の方が正しかったことを認め、反省しています。そして、遅ればせながら除名後にようやく関谷晧元氏の『虚業教団』をネット上で通読したしだいです。


 

贖罪としての行為

本書を読んでみて、私がこれまでブログに書いてきたK会やOR氏の分析と関谷氏の分析は、類似点が非常に多いことを感じました。ということはOR氏は最初から人格に問題を抱えていたのであり、大伝道に入る前の教団の基礎の段階で、一部は既に表面化していたということになると思います。

関谷氏には到底及びませんが、私もOR氏をK会のごく初期の頃から知っております。またその後四半世紀もK会の流れに身を置いてきた人間です。その私が関谷氏の指摘の正しさについて、ここで証言させていただくことで、OR氏の最初からもっていて変わらない人格の問題点を浮かび上がらすことができるのではないかと思います。

それは私の贖罪でもあります。私はOR氏の命令で『現代のユダを斬る』を書き、関谷氏をORの視点で批判した人間です。この点は関谷氏に深くお詫び申し上げたいと思います。

 

さてこの本を読むと、私の知らなかったことも数多く出てきますが、OR氏や教団の様子は、当時の雰囲気を生き生きと映し出していて、懐かしさを覚えます。書かれている内容や批判の筆致も非常に抑制のきいたものであり、極めて理性的な筆運びであると思いました。それだけに、本書の真実性が読者に伝わってきます。その意味でOR氏にとっては非常に嫌な本であると思います。

私はあるときOR氏から「関谷さんはまったく欲のない人に見えたので幹部にしたが、失敗だった。見抜けなかった。一見欲がないように見える人ほど大きな欲を持っているものだから、気をつけないといけない。」との人物評を個人的に聞いたことがあります。関谷氏に裁判で敗北したことが、相当こたえたのだと思いました。(次回に続く)

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