2014年5月2日金曜日

恐怖を植え付ける大川隆法の手口から逃れよう!(2)



「ORの呪い」を解く……還俗と洗脳②
 
(前回から続く)

還俗して早死にする元職員

私をはじめ還俗した初期の職員の多くは、還俗の過程で魂に深刻なショックを与えられ、意識を変質させられています。

すでに亡くなられた元事務局長のAさんも、最初の被害者の一人であったと思います。Aさんは、実直でおおよそ金銭欲や権勢欲、名誉欲とは無関係のお人柄でした。唯一の欠点といえば、あまりにも堅物すぎて周囲の人が窮屈に感じることと、細かな理屈にこだわりすぎることぐらいだったと思います。それはまじめすぎるお人柄ゆえのことでした。

その真面目な方が、「Aさんの守護霊が自分を教団で祀(まつ)れと要求してきた。もっと給料をあげろと言ってきた」「ものすごく自分が偉くなっている」「何も仕事をしていない」と総裁からさんざん言われました。この真面目で実直な方が、還俗の過程で「仏陀にご迷惑をおかけした」と信じ込まされ、深い罪悪感とそれにともなう自己否定の感情を強烈に植え付けられたと思います。その激しい自己否定の思いが、癌となり命を縮めたのではないかと思います。Aさんが、コンサルタントの仕事でクライアントの信仰指導をすることによって仏陀への贖罪とともに自分のアイデンティティを維持しようと懸命に努力されていたお姿を思うと、それはとても痛々しく哀しいお姿に映ります。

元理事長のBさんも同様だったと思います。私は還俗後にBさんと交流が再開しました。そしてBさんが、職員時代の終わりごろに癌を患ったり、また還俗前には1年間の自宅謹慎という、他に例を見ない重い処分を受けておられたことを知りました。Bさんは1996年に秘書局長をされていた時に、ORとの関係で深刻な悩みを持った女性秘書を逃がしたことがあったので、そういうむごい目に合われたのでしょう。

Bさんは医師としても極めて優れた方でしたし、人格者で多くの職員や信者に慕われていました。そのBさんが、還俗後にお会いした時には、深い心の傷を負っておられました。ORからは、「あなたは唯物論だ。ありとあらゆる煩悩を全部持っている」と言われていたようです。それでBさんは「私は宗教によっては救われない。だから心の傷を癒してくれるヒーラーを探している」とおっしゃっていました。

Bさんと私は2000年の春から夏にかけてお互いに心を浄化したくてよく話しあいましたが、夏以降は別々になりました。そして秋には突然死されたと聞きました。一緒だった時は体は健康そうでしたが、精神的な苦しみから健康状態が急変されたのではないかと感じました。仏陀と信じたORから、還俗の過程で罪悪感を持たされ自己否定をさせる「呪いの言葉」を掛けられていたのは、私と同様だったと思います。それは毒素となり、私よりももっと深くBさんの心を蝕(むしば)んでいたに違いありません。それが尾を引いての急死であったと思えてなりません。

 

弟子をつぶしていくOR

 ORはそれまで尽くしてきた有力な弟子たちを、最後は精神的にボロボロにして、還俗させるときには決して刃向かわないように魂を破壊する巧妙な洗脳、つまり魂の破壊工作を仕掛けます。それが「守護霊」問題の真相だと思います。つまり「あなたの守護霊はこう言ってきた」という言葉は、若い女性に対してはその女性を自分の個人的な欲求に従わせ操るために使い、男性に対しては深い罪悪感を持たせて意のままに操るために使います。また還俗させたい幹部に、この手口で罪悪感を持たせて自ら退職するように仕向けます。この罪悪感の植え付けによって、還俗後も反抗させないで家畜化し続けることができます

その結果、還俗した職員は乖離性障害を患い自分の感情を感じられないロボットのようにさせられます。しかもORから押し付けられた自己否定の感情、罪悪感は、その人の心に埋めこまれた「毒素」「呪い」となって人格を破壊し続け、それが肉体の死期を早めることすらあるのです。私は自分自身の心理を分析し、またごく身近な職員の方を見てそう確信しています。

<コメント>(私自身、その後数年間は非常に強い自殺念慮に苦しみました。生きている意味が見いだせなくなり、自殺したいという思いがひっきりなしに湧き上がってくるのです。その思いはあまりにも強烈で、よく生きてこれたと思います。これがORの呪いによるものだとは、その時はまったく気がつきませんでした。)

私は「ORの呪い」を受けていたことを、自分の心理分析を通してはっきりと理解できました。それが感情の希薄化、ひいては人間としての当たり前の幸福感の喪失へとつながっていたことも理解できました。

ORの呪い」がかかっていると、人は自分自身の心の問題と向き合えなくなります。それは自分の感情に向き合うのが怖いために、無意識的に逃げてしまうためです。その結果、ORから埋め込まれた呪い(=毒素)に気がつかないまま、呪い(=毒素)の影響を受け続けて、やがて自分自身と周囲を害していきます。これが恐ろしいところです。それをまず見抜くことが、呪いから解放される第一歩です。

 

恐怖による支配と巧妙な洗脳テクニック

 ORは初期の職員を還俗させた後、もう一つの手を打ちました。それは残った職員に宿泊研修を受けさせ、そこで還俗した職員の問題点や批判を徹底的に教え込み、初期の職員の影響力が消えるようにさせたのです。実際に、私への職員の対応は、還俗して間もなく一気に冷たくよそよそしいものになりました。

初期にどれほど評価され貢献しても、還俗したらすべての名誉が奪われ、教団から批判され抹殺されるのであれば、残った職員はORの意向に絶対に逆らえなくなります。そして、自己保身によって職員の地位を守ろうとするに決まっています。こうして職員は自己保存の心が強烈になり自己保身を第一に考えるようになります。こうしてORの意向に逆らったり抵抗を示す職員はいなくなり、恐怖による支配が完成したと思います。

 こんな話をある元職員がしてくれました。ORが、ある理事経験者を退職させようとして、「このまま職員でいても二度とかつてのような役職には戻れないよ」と、本人に言ったそうです。その人はしぶとく退職を拒否して粘りました。それは還俗したらあとで教団から何を言われるか分からないからです。その人はついに退職したのですが、退職の条件として、退職発表の時に自分を教団が顕彰して名誉を与えるセレモニーをするように要求し、それが認められたそうです。退職時にそれまでの功績を教団に顕彰させることで、還俗後も自分の名誉を守り抜いたわけです。これは職員が、還俗後に手のひらを返したように教団から批判されることを、どれほど怖れているかを雄弁に物語っています。

 ORは、残った幹部職員に対しては、自分の意向に従わせるために「あなたの守護霊がこう言ってきた。守護霊を何とかしなさい」と言って脅します。その職員は罪悪感でがんじがらめになり、どんな理不尽な命令でも聞くロボットとなっていきます

共産主義国家は権力による恐怖政治とイデオロギーで人間を洗脳しました。ORは地位・名誉・金銭などの賞罰と教義に加えて、「守護霊がこう言ってきた」とほのめかすことで、相手の潜在意識までをも支配していきます。これは非常に深い洗脳であり、職員は還俗した後もその後遺症に長く苦しむことになるのです。

 

これが仏陀であるはずがない

 このように弟子の人格を破壊し、人生を奪う宗教指導者が、仏陀であるはずがありません。

皆、ORを仏陀だと信じたから洗脳され、後遺症に苦しむのです。しかし、1020年と出家修行をして、最後に悪魔に憑りつかれて還俗する弟子が続出するとしたら、その指導者は果たして仏陀を名のる資格があるでしょうか。ありません。そこまで弟子の人格を破壊し、呪いの言葉を与えて操ろうとする宗教指導者は、現在の心理学用語でいえばサイコパスです。宗教的に表現すれば「人間の皮を被った〇〇」もしくは「殺魂者」です。

 職員も元職員も、自分に掛けられた「ORの呪い」を理解し、巧妙な洗脳のテクニックを正確に見抜かないと、この呪いから解き放たれることは困難です。アンチの人であっても、埋め込まれていたORの呪いが作動し、ORの毒が自分自身や周囲の人を害し始めるのです。しかし、それを見抜くことができさえすれ、この「ORの呪い」は消えるしかありません。

 この私の経験が、ORの洗脳とその後遺症で苦しむ人の一助となることを願ってやみません。


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