2014年2月10日月曜日

投稿・幸福の科学は何故冷たい団体になったのか

教えの解釈と運用の誤りをただす

(紹介)

投稿者Sさんから、投稿していただきました。この方は元は幸福の科学の活動会員だったそうですが、さまざまな疑問をもたれて1997年に退会されました。それから10年して、ご自分の考えをまとめられたのが、ここに紹介する文章です。
教えと教団の実態の乖離が、どこから来るのか、どのぐらいそれはひどいのか。そうした問題意識を中心に書かれています。
真摯な考察だと思いますので、紹介させていただきます。
一つのご意見として、参考にされて下さい。

(投稿)

幸福の科学がなぜ冷たい団体になっていったのか、その原因を元活動会員だった立場で考えてみました。自分自身の反省もこめて・・・。同じ間違いを2度と繰り返さないためにも。

(あくまでも私の主観です。法とその解釈は渾然一体となっており、どこまで法が正しく解釈の誤りだったのか、判別することは難しいです。なお、私は1997年頃に幸福の科学を離れましたので、その後は会の雰囲気が違ってきているかもしれません。)
①「愛の発展段階説」の解釈間違い

愛の発展段階説では、4次元の「本能の愛」、5次元の「愛する愛」、6次元の「生かす愛」、7次元の「許す愛」、8次元の「存在の愛」、9次元の「救世主の愛」があるとされています。
その中でも4次元の愛は執着に近いものとして軽視されがちでした。
釈迦がそうであったように、高い次元の愛を実践するためには低い次元の愛を犠牲にしてもかまわないという風潮がありました。
つまり伝道活動という7次元の愛を実践するために4次元、5次元の愛は軽視されたということです。
実際、ある婦人部集会では熱を出して寝ている子供を家に残して集会に出席したことが美談として語られていました。
会の活動のために親子の愛、夫婦の愛が軽視され、家族崩壊の危機に陥った家庭も多々ありました。

愛する夫や妻を幸福の科学から取り戻そうとする家族の存在を、「信仰の試し」であるとして切り捨てるような風潮さえありました。
当時「家庭ユートピア」はスローガンだけだったように思います。
②「原因結果の法則」の解釈間違い

すべての苦しみの原因は自分にあるとされ、病気、けがなども反省すべき本人の課題とされました。
このため病気になることは信者として恥ずかしいことであるような風潮がうまれ、病気を隠している会員もいました。

また、息子を交通事故で亡くし、さらに空き巣に入られてすべての財産を失った女性会員は、支部で徹底的に反省させられました。
この女性は、幸福の科学の会員は冷たく、一般の人たちの方がずっと優しくて温かいのはなぜなのか、と嘆いていました。
③「正しき者は強くあれ」

悪人ばかりが栄える社会は間違いである。
善人が栄え発展する社会を作らなければいけない。
弱々しき善人になってはいけない。
「正しき者は強くあれ」という教えがありました。
天上界というのは豊かさに満ちたところであると。
そのため、この世的に成功し、発展する人が幸福の科学の中でもてはやされるようになりました。

後にマザーテレサが逝去された際には、彼女が貧乏を愛し過ぎたため、天上界の波動とは相容れず、すぐ天上界に帰ることができなかったという講義もありました。
このあたりが強者の理論といわれるようになった原因ではないかと思います。
④発展途上国の存在について

救世主と同時代の日本のような国に生まれてくることは大変困難なことであり、何世にもわたる魂修行の結果、ようやく生まれることができるのであると言われました。
人間の中には、人間としてまだ経験の浅い魂もたくさんいるので、そういう人たちは、人口が急激に増加している発展途上国のようなところに生まれてくるというお話でした。
後進国には後進国としての存在意義があるので、すべての国が先進国のようになる必要はないというようなお話だったと思います。
そういうこともあって、発展途上国で貧困や飢餓に苦しむ人々に対して、温かい愛の思いを抱く会員は少なかったと思います。
⑤貧しい人々の救済について

キリスト教の人たちがホームレスの人たちに食事を与えていたため、かえってホームレスが増えてしまったというアメリカの例を上げて、知のない愛はむしろ害であるかのようなお話がありました。
このため純粋な思いで、ただ人助けをするということは愚かなことであるかのような風潮が生まれました。
こういう点が、愛少なく頭でっかちといわれる部分だと思います。
幸福の科学でかけられた心の鎖を断ち切って、
愛深き人でありたいと思います。
ありがとうございました。 

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1 件のコメント:

  1. 「うん、うん。そうだ、そうだ」と
    何度も頷きながら拝読しました。

    自分も、幸福の科学の信者でいたころは、
    なんにでも上下をつけたり、
    情がらみで簡単には割り切れないことを教理でスパッと斬ってしまったりしがちだったように思います。
    悲しいことを悲しいと思うよりも、まずは教理で判断。
    嬉しいことを嬉しいと思うよりも、まずは教理で判断。
    娯楽映画を見ても、面白がるより、まずは教理で判断。
    寅さんを見ても、この言動は真理にかなっているか、いないかというような見方をしていたような……。
    これじゃあ、人間というより、HSロボットですね。

    でも、HS退会した今は、寅さんを見ても、「正業が、正語が……」ということもなく、「切ないなぁ、寅さん、がんばれ!」という自然な気持ちで楽しみ、または悲しめるようになりました。
    実生活でも、楽しいときは楽しい、怒るときは怒ると正直な気持ちを表現できてるつもりです。
    自然な情緒、正直な気持ちをそのまま表現できるということは、本当に大切だし、仕合せなことだと心から思います。やっと人間に戻れたという感じです。

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