2013年3月24日日曜日

洗脳解除のために(その2)

K会の反省法の問題点

K会では釈迦仏教の中核思想として反省法である八正道を説いています。これはGLAの高橋信次氏も説きました。

しかし、結果的に見て両者ともに成功していないと思うのです。

お二人が反省法である八正道を正しく復活できなかった理由は、正信の部分が間違っていたからだと思います。真の仏でない人を仏と信じ込んで、その指導の下に八正道をしてもできなかったということだと思うのです。

K会では、八正道がうまくいかないことがわかっていて、それで精舎という霊的な磁場ができないと本当の八正道はできないと言うようになりました。確かに日光精舎できちんとした指導ができる人がいるときは、霊的な指導を受けて八正道が実りをもたらすこともあったと思います。私もある一定のレベルで体験しましたし、私の友人の何人かも体験したので、それは事実だと思います。

指導者が心が正しければ、正しい霊的な磁場ができ、その中では深層潜在意識との交流も可能だということは、理に適っていると思います。

しかし、問題は「本当の八正道は精舎でなければできない」と言ったことです。これは、K会で八正道が本当にできて阿羅漢になれる人がほとんどいなかったことの言い訳と、精舎へ人を呼ぶための営業トークではないのでしょうか。

なぜなら、お釈迦様は短期間で最初の弟子を阿羅漢にしていますし、精舎がなくても八正道を教えて阿羅漢の悟りを得た人を数多く作っているからです。信仰が正しいもので、方法が正しく教えられれば、正しい結果が出てくるのは当たり前です。しかし、K会では五百羅漢は出ていません。一部に霊道を開く弟子は、最近ようやく出てきたようですが、以前私のブログでも触れましたが、彼らはルシフェルを退散させることはできませんでした。

これはK会の説く八正道が効果がなかったという証拠であり、その理由は正しい信仰ではなかったからです。つまりこれはエル・カンターレ信仰が間違いであるという証明になるのではないでしょうか。私はそう思います。

 カウンセリングの現場で知ったことですが、個人的潜在意識に蓄えられた抑圧を解消すると、心の浄化(カタルシス)が起きて、深層潜在意識との同通が容易になってきます。また、深層潜在意識にある抑圧(心の傷)を解消できると、ネガティブな傾向性が修正されるとともに、超越潜在意識と同通しやすくなるようです。

この心理学的な方法は、潜在意識に蓄えられていた負のエネルギーを実感しながらそれを吐き出すので、自分自身との対決(向き合う)を伴います。これは一部反省法に通じるのですが、反省法では一定の価値観に照らして負のエネルギーを裁きがちになるのに対して、カウンセリングではそういう苦しみを持っていた自分自身を受け容れ、深く理解しようとします。まず受容するという点が、決定的に異なるのですそして理解は洞察になります。そこで智慧が生まれます智慧が生まれると、表面意識の中心である自我の働きが強化されます。自我が強化されると言っても、霊的なものを拒絶する「固い自我」ではなく、霊的なものもうけいれてそれをコントロールできる自我です。これを私は「しなやかな自我」と呼んでいます。これが強化されないと、潜在意識に飲み込まれたり翻弄されたりする可能性があるので、「しなやかな自我」の強化は極めて重要だと考えています。

 この方法で一番難しいのは、抑圧と向き合うことです。抑圧というのは、自分が意識することすら拒絶しているものを、思い出してそれと向き合うわけですから、ものすごくつらいのです。もともとそれと向き合うと自己否定に陥り心が折れてしまう危険性があるので、抑圧してきたわけです。ですから、抑圧と向き合うことは危険も伴います。

たとえば親からすごく否定的なことを言われたとします。それを受け容れるとつらくて生きていけないと感じると、個人的潜在意識に抑圧して記憶を思い出せなくします。しかし、負のエネルギー(抑圧)としてそれは残っているので、よく似た場面に出くわしたりすると、すごく嫌な気分になったり、極端な拒絶反応が出たりするのです。抑圧していたエネルギーが自分を支配してくるわけです。トラウマ体験も同様の仕組みで起きています。それは心の傷として長く残るものなのです。

このような抑圧と向き合う時には、やはり通常は一人では難しいのです。裁かずにすべてを受容してくれる人に聴いてもらうことで、それと向き合い、心の中の負のエネルギーを吐き出すことが可能となります。そう考えるとカソリック教会の懺悔の仕組みは、非常に有効な方法だと思います。

負のエネルギーと向き合った後には、その奥に「愛されていた自分」を感じ取ったり、「価値がある自分」を実感できるようになるプロセスが続きます。そこまで行くと心が転換で来て、真の意味で傷が癒されます。これらは頭で考えたり、そう思い込もうとするのではなく、自然にそういう思いが湧き上がり、感じ取る必要があります。

カウンセリングはなぜ効果が高いかというと、ありのままの自分を裁かないで受容してもらいながら、抑圧と向き合いその吐き出しができるからです。自分を絶対的に受容してくれる人がいると、その人の支えによって自分自身を受容できるようになるのです。それがないと自分を裁いてしまい、もっと傷つく恐れが出てきます。

ここまで言うと、K会の反省法が行き詰っている理由が明らかになると思います。「受容の理論」がないので裁きが発生してしまい、その結果、抑圧と向き合えないのです。K会では、「反省=裁き」という図式が、実際にはできあがっています。「受容の理論」が欠如しているからです。正信のまちがいと「受容の理論」の欠如。この二つがK会の反省法である八正道の致命的な欠陥であると思います。
 
正信とは、自分は心の中で超越潜在意識へ通じているという、内なる神への信仰でいいのではないでしょうか。これは人間神の子の思想であり、仏性の思想です。OR氏を信じなければ正しい信仰でないというのは、間違いです。それこそが邪見です。

このブログへの投稿者の中には、内なる神や内なる神の愛を実感している方も何人かいらっしゃるようです。私はこの方は自分で抑圧と向き合い、それを浄化してこられた方だと思います。それができたら自分自身で内なる神の声を感じとることができるというのは、正しいと思います。

受容とは、ありのままの自分を受け容れるということです。これはできるようになるのに、結構時間がかかります。受容に関しては、私の研究所でも、カウンセリング理論のカリキュラムに入れています。カール・ロジャーズも相当受容について深い考えを述べていますので、そうしたものもある程度は参考になると思います。しかし実際に受容される体験をしないと、受容できるようになるのは難しいように思います。

参考「洗脳解除に役立つ本」



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