2012年8月16日木曜日

『「文春」に未来はあるのか 創業者・菊池寛の霊言』を読む(4)
創価学会から幸福の科学に覇権が移った?

「菊池寛」 ・・・はっきり言って、「ここまでやる」っていうことはだな。まあ、俺も、最近の週刊誌を全部読んでるわけじゃないから、よくは知らねえけどさあ、君、別の取り方はあるよ。隣から見ると、あれだぜ。もう、これは「賞賛だ」と思ったほうがいいのかもしれないな。(P67

「菊池寛」 ・・・文藝春秋社が、「創価学会から幸福の科学へ、池田大作から大川隆法へ、覇権の委譲が行われた」っていうことを公式に認めたんだよ。・・・要するに、ナンバーワンになったら、悪口を書かれるんだよ。・・・今、あんたがたは、まだ、新聞で毎日叩かれるところまでは行っていない。ただ、「週刊誌に叩かれても、ジャイアンみたいに強くて巨大なパワーがあって、ちょっとぐらい殴っても蹴っても、びくともしないだろう」と、マスコミが甘えを感じるぐらいの存在にはなっとる。そういうことだよな。P69

 これはもう、幸福の科学の最大の応援団の発言です。この問題の記事が出たことを持って、宗教界の覇権の委譲があったと天下の文藝春秋社が認めた証拠だと言う訳です。もしこれを自分たちが言い出せば、名誉毀損の提訴が出来なくなりますが、「菊池寛」に言わせているので、問題ないわけです。それでいて信者には、「宗教界のナンバーワンになったので、いろいろ週刊誌で叩かれてもしようがないのだ。これはナンバーワンになる通過儀礼だ。」というメッセージをしっかりと発信しているわけです。

 これほど幸福の科学の応援団をしてくれているのに、第5章からは「徐々に『本性』を現す菊池寛」という失礼なタイトルを付けています。話題は例の記事へと移行します。

「菊池寛」 いやあ、これねえ、取材なんか要らないんだよ。・・・もともと取材なんかしてもいないし。・・・「してもいない」っていうか、する気もないんだよ。あのねえ、「偉くなった人」っちゅうのは、取材が要らないのよ。もう想像だけでいいのよ。・・・記者は誰であっても想像だけで書けるのよ。P71

 例の記事は想像だけで書いた記事である、つまり「事実無根」であるということを、「菊池寛」が証言してくれているわけです。
しかし、この証言には大事な「事実」が無視されています。例の記事を書くに当たっては、「週刊文春」の記者は、わざわざ大悟館へ行き、大川隆法氏へのインタビューを申し込んでいるということです。つまり取材をする努力はしているのです。その機会を放棄したのは大川隆法氏自身なのです

「菊池寛」 この記事だって、人を替えたって構わないんだ。誰に人を替えたって、これ、書けるのよ。・・・想像しただけで、顔を見ただけで書けるわけよ。何でも書けるんだよ。P71


 「誰に人を替えたって」書けるという言い方から、大川隆法氏が呼び出す「霊」のことを考えてしまいました。誰の「霊」を呼び出しても、大川隆法氏が言いたいことを言わせているだけなので、これだと「霊」をいくらでも替えることは可能でしょうね。

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