2012年8月3日金曜日

読者からのメール3

読者の皆様からいろいろメールを頂いておりました。コメント欄に載せる代わりに、ここで紹介させていただきます。なお、プライバシー保護や私信で送られてきたものと公開するときのスタンスの違いなどの配慮して、一部編集させていただいております。

<Hさんからのメール>

私も種村修氏と同じ宗教法人に会員として活動した経験が20年あります。結婚も当時の支部長が、「一生この活動をする気なら会員同士が良い」との勧めで、婚活時期でしたから、タイミングよく出会った女性と一緒になりました。
私の入会のきっかけはというと、私はちょうど仕事と結婚問題に行き詰っていました。悩んでいたこの時期にある人から書籍を進められて、何かに救われたいという思いで読みあさりました。高級霊の啓示という形で書籍が本屋に並び、理解できないこともありましたが、涙が溢れることもあり、これは心の声なんだと信じきって入会しました。今、思えば心の闇に悪魔が食いついたと感じます。
入会して、支部恒例のクリスマス会に出ました。純粋そうな女子大生が突然泣き崩れ、有名な霊人のような感じでものすごい演説を始めました。その子は完全に体を乗っ取られ仲間を叱ったり、励ましたりします。皆驚いて「奇跡が起きた」といいました。幕末の志士のような霊人が、今度は別の若い男性に乗り移り暴力を振るったりします。不思議でしたが霊現象は初めてです。何か自分が特別な人間だと信じるようになりました。今、思えばもっとも危険な考えです。
教祖は絶対だと信じきる、または信じたいという心の中には、自分の社会的状況と立場に納得できないという劣等感がありました。その劣等感を埋めてくれる気がして、支部に通い、仲間と一般常識では考えられない教祖の話をして、自己満足に浸りました。でも、そこを離れたらまた現実に逆戻りです。
教祖が唱える世紀末論を信じきって、早く天変地異が起きて人類の大部分が死に絶え、私たちの理想郷が来れば良いのにと思う気持ちが当たり前のようになりました。そこには愛とか優しさとか、教えの中にあるものとまったく逆でした。意外と皆さん、恐れ、不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句、心配事、人が許せない、ついてない等の言葉が多く、私もその中の一人でした。ただ、自分たちは特別な選ばれた人間だという気持ちが自我を満足させて、覚せい剤のように逃避の材料になっていたと思います。
よく我が家が集会に使われました。一見人が良さそうな方たちです。でも、金銭等の話や自己実現等の話になるとまったくかみ合わず、教祖を信じて指示通りにすれば間違いないとのことでいつも終わります。私は孤独感が募りました。狂ったような神風式の伝道のおかげで昔の友人も離れ、心の安らぎなどまったくありません。その後は成功理論等を教祖から学んだり、高額な祈願等を受けました。人生の曲がり角(転職等)には、やはりまだ信じたいという気持ちがあり、支部長の巧妙な誘いに負けて、考えられないような金額の研修等も受けました。結果は更なる悲惨な人生を歩み転落の一途です。
不思議なくらい堕ちていく私を見て家内も私を見限り始めました。これはおかしいと感じ、図書館で偶然つかんだ本で、疑問が一度に解けました。友達にそれを勧めると、その人も布施をしなくなりました。家内とその家族からすれば仏敵です。家はぐちゃぐちゃになり、離婚しました。
その後、人生のリハビリをして心を立て直していくうちに、不思議とひらめきが来て、心の声に従うと奇跡が起きました。不可能とされていた、世界一のシェフが考案した、料理の概念を超えたといわれる調理法、調理名の製品を流通させるように形状安定化に成功しました。世紀の大発見といわれる発明が出来たのです。特許を出願しました。新たな地場産業に官民共に期待していただき、現在は創業支援を受けながら、世界初の製品を製造、販売まじかです。最高に幸せな日々です。
思い出しました。実は義妹が過去の罪を全て仏の慈悲によりなくすという奇妙奇天烈な高額祈願を受け、完全に動物霊に魅入られました。精神病院直行です。ある人が曰く。神は正当な努力を求める。動物は努力をしない。そんな努力が要らない祈願を受けたらどんどん運勢が堕ちるよ!面白がって行っちゃだめだよ!と言いました。前宗教は目の前で、その言葉の正しさを証明してくれました。

2 件のコメント:

  1. >心の安らぎなどまったくありません
    私もこの点は同意します。私は選挙を境に会から離れ今は休眠会員とやらです。送られてくるメールを見て思うのですが・・正しき心の探究とやらはどこにいったのだろうと私は思います・・。
    近年のメールを見るとこう・・ネッシー、猫型宇宙人、バルタン星人はまだしも・・無限の富、大富豪etc・・何やらこうマルチみたいな団体になってしまったような気がします。

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  2. 興味深く読みました。よろしければ「図書館で偶然つかんだ本」は何の本か知りたいです。

    僕は現役の信者ですが、高額な研修や祈願は受けたことがなく、熱心な「活動」よりは、本を読んで信者さんと自由に語りあうのが好きなタイプです。こういうタイプは、教団内では目立ったり、高い評価を受けたりしませんが、それで良かったんだなと思います。

    ちなみに大川氏の本は、最近変なのが多いですが、自己啓発系の本は評価できるのもが多いのではないでしょうか?(「人生の王道を語る」「常勝思考」「勇気の法」など)

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