2012年8月16日木曜日

『「文春」に未来はあるのか 創業者・菊池寛の霊言』を読む(6

「菊池寛」は地獄にいると言わせたい

 ここまで、幸福の科学にエールを送って大川氏の本音を代弁してくれているのに、「菊池寛」はやはり地獄に堕ちている事にしたいようです。また週刊文春の編集長も地獄行きだと「菊池寛」に語らせます。

「菊池寛」 ほら、あの、「週刊新潮」の編集者だけが地獄に堕ちるわけはない
でしょう。
酒井 それでは、「週間文春」の編集長も地獄ですね。
「菊池寛」 当然ですよ。当たり前ですよ。そんなの分かっているじゃないですか。P82

 何故こんなにも強い口調で「週刊文春」の編集長が地獄行きであることを「菊池寛」が断言する必要があるのでしょうか。それは「菊池寛」=「大川隆法」だからだと考えると、本当に納得がいきます。

「菊池寛」 いや、だから、自ら地獄に堕ちてこそ、人を地獄から救う力が出てくるんだ。
綾織 今、ご自身は、そういう状態なんですね。
「菊池寛」 浄土真宗とおんなじなんだよ。P83

 菊池寛が地獄に堕ちているとするのは、彼の生前の功績や人間愛にあふれた明るい人柄からいって、難しいと思います。それで何とか彼を地獄の住人と認定したくて、苦労してここまでこじつけたという感じがします。
 それが、本書の最後の方になると、「菊池寛」が「地獄」の住人だということを自分からしゃべってくれます。

「菊池寛」 うん、こちらに還って五、六十年だなあ。半世紀ぐらいだよ。君、このぐらいは普通じゃないか。普通、週刊誌に入ったら、もう最低でも、百年ぐらいの地獄は覚悟しなきゃ。
酒井 そうすると、今は「百年の地獄」の最中ですか。
「菊池寛」 ええ? 百年では済まんだろうなあ、ハハハハ。P144

 これだと「菊池寛」は週刊誌をやって地獄に堕ちたと言っているのですが、菊池寛は「週刊文春」が創刊される前に死んでいます。話のつじつまがあっていない事に、気がつかないようです。

 非常に分裂した表現が出てくるのも、この本のよく分からない特徴です。

「菊池寛」 君らはね、大川隆法を、そんな質素倹約で慎ましい、禅僧みたいな人間にして、それで生涯を終わらせたいのかね。やっぱり、華やかな表舞台にたたせてやらなきゃ。P96

 大川隆法氏が禅僧のように質素倹約で慎ましいというのは実態に反していることを、すでに私は知っています。できればこう見せておかねばならないのに、大川隆法氏はお金も女性関係も華やかでありたいのでしょう。
 次の箇所は、思わず本音が出たのでしょうか。

「菊池寛」 お、お、女に走るとねえ、家庭が崩壊する。それは、人類幸福化を言っている総裁であっても、(夫が女に走ると)奥さんが、こんな変な顔になって暴れたりするようになる。だから、「気をつけたほうがいいよ」ということで、「浮気したくても、それを断念するところに、君たちの正しい道があるんだ」と教えてるわけじゃないか。P100

 これは正しいことを言っています。(夫が女に走ると)は私が書き加えたのですが、こうすると意味が大変よく分かります。奥さんの顔のことを言っていますが、顔のことを腐すような言い方は、大川隆法氏の癖のようです。

「菊池寛」 ドジョウ宰相は、こんな汚い顔を写し出さなきゃ、もう生きていけないんだよ。P87

 これは「菊池寛」の言葉として言っていますが、大川隆法氏の性癖です。もともと御自分の顔にコンプレックスがあり、それがこうしたいびつな表現に出るのだと思います。御長女の咲也加さんの顔のことも、相当ずけずけとけなしていたと、子供達の家庭教師をしたことのある方から伺ったことがあります。

 さらに面白い部分があります。これも大川隆法氏が言わせたい言葉でしょう。

「菊池寛」 ・・・まあ、大川隆法は、今、ちょっとさあ、かっこよすぎるんだよ。・・・これはねえ、もう、ほっといたって女がたかってくるわなあ。P112

 これも若い頃、女性にもてなかったコンプレックスから噴出している願望ではないでしょうか。もちろん大川隆法氏が言っているわけです。これだけかっこよかったら、若い女性が寄ってくるのは当たり前だと、言いたいわけです。しかし、金と権力がある状態で若い女性が寄ってきたとしても、若い頃にもてなかった無念を解消しきれないのではないかと思います。だから、彼のむさぼりの心にはキリがないのです。

種村修の人物像

6章は「『種村修』の人物像」です。記事のことが事実無根であると言わせたいので、私を批判している部分です。

里村 この記事の話は、幸福の科学を除名になった種村修氏が言っていることです。誰が見ても。性の描写があまりにも細かすぎて不自然です。
「菊池寛」 まあ、見てきたように(笑)
酒井 当会に、こんな「性の儀式」などありません。
「菊池寛」 いや、これは、あのー、ポルノ雑誌を読みすぎなのではないでしょうか。
里村 完全にそうですよ。もう、筆が走っています。
酒井 おそらく、種村がポルノ雑誌を読みすぎなのではないでしょうか。
「菊池寛」 まあ、それは、いくらでも書けるから(笑)。

 残念ながら、私はポルノ雑誌の読みすぎでもなければ、それにヒントを得て書き上げたのでもありません。そもそも私が大川隆法氏に諫言するのに、そのような作為的なことをする馬鹿がどこにいるでしょうか。これはもともと私が「私信」として、大川隆法氏に送った手紙の内容なのです。大川隆法氏宛ての私信に、私がYさんから伺った内容をそのまま克明に書きました。これは大川総裁がこれ以上、「事実無根という言い逃れ」をしてほしくないために、記憶をたどって詳しく書かせていただきました。

次に私の動機に対する邪推です。

酒井 この人に関しては、お金が欲しいのです。
「菊池寛」 これは名誉が欲しいんだろう。
酒井 いや、お金です。
「菊池寛」 名誉も、金も、地位も・・・。
里村 お金なんですよ。
「菊池寛」 これは、最終的には信者が欲しいんだよ。
里村 いやいや、これまでにも、お金目的で。「お布施を返せ」と言ってきたり、女性問題のことで、ゆするかのように、「これを公開されたくなかったら、金を出せ」と言わんばかりの手紙を送ってきたりしています。P121

 ここで興味深いことは、酒井氏や里村氏が金銭目的を動機の中心においているのに対して、「菊池寛」は「最終的には信者が欲しいんだよ。」と言わせていることです。これは『舎利弗の真実に迫る』で書かれているのと同じことです。おそらく大川隆法氏が、こう推定しているのでしょう。

 さて、里村氏が「手紙」をゆすりたかりの恐喝文のように言っているのは、正直言って心外です。そのようにしか受け止めることが出来ない人がいても驚きませんが、とても残念に思います。私がどのような気持ちで書いたかを知っていただくために、手紙の冒頭と、末尾の部分を再録させていただきます。
なお、この手紙は「信仰が傷つき苦しむ人々の訴えに耳を傾けてあげてください」とのタイトルのもとに書かせていただきました。

大川隆法氏への手紙

「拝啓 桜花の候、大川隆法総裁先生におかれましては、益々ご健勝の御事と存じます。
 私はとても悲しい気持ちで、この手紙を書かせていただいております。
 私は今世、大川隆法総裁先生にお会いでき、直接に教えを受ける機会を頂き、お側にも仕えさせていただき、退職後もさまざまな危機を助けていただいてまいりました。私が釈迦の十大弟子のシャーリープトラであると認定いただきましたが、残念ながら私自身を振り返って、そのような偉大な方の心境には程遠く、総裁先生の励ましの方便と受け止めさせていただいております。
 しかし、この身の及ぶ限りは、総裁先生から受けたご恩に対して、報恩させていただかねばとの思いは途切れることがございません。いつか報恩ができるようにと、無力さをかみ締めながら精進を重ねてまいりました。
 本日、ここに書かせていただくことは、私の報恩行として、心血を注いで書かせていただくものでございます。お気に召さぬことも多々あろうとは存じますが、あまねく衆生の心を知ろうと全世界を御巡錫くださる総裁先生の大慈悲におすがりして、最後までお読みいただけますことを、伏してお願い申し上げます。
 実は、この手紙は、以前にお出ししていたのですが、先日、広報局局長補佐の渡邊伸幸氏から、ご返事をいただきました。総裁先生への私信に対する返信にもかかわらず、総裁先生へのコメントが一行も書かれておらず、私の手紙を総裁先生にお見せしていないということが一目瞭然でした。そこで今回は、私の書かせていただいていることが、第三者的に見ても真実であることがわかるように、事実を詳細に書かせていただくことにしました。そのために細部にわたっての描写となりますことをお許しください。」

ここからA425ページにわたる手紙が続き、最後に次のように締めくくらせていただきました。

「私はお布施の返還を求められる方々に協力することを通して、総裁先生に、『現成の仏陀にして大救世主』としての本来の尊いお姿にお戻りいただきたいと、心からの願いを込めて綴らせていただきました。
 何とぞ、この方々へのお布施を返還され、それを通して総裁先生ご自身と教団がけじめをつけられ、襟を正される姿勢をお示しくださいますよう、伏してお願い申し上げます。この方々も、それを未来への期待を込めて受け止めてくださると思います。また、H.YさんやKさん、Hさん、M.Yさんなど、傷ついた女性たちへの誠実なるご対応も重ねてお願い申し上げます。
 全人類の未来のために、地球の未来のために、信仰の対象として真にふさわしいお姿にお戻りくださいますよう、衷心よりお願い申し上げます。
                                敬具」

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